週刊カイロプラクティックニュース
 

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フルート奏者の首の痛み
30代男性 アマチュアのオーケストラに所属
3日前から右首の急性的な痛みを訴えている。痛める前日は1日中合わせの練習をしていた。練習中は違和感程度だったが、夜には頭を動かせないほどの痛みへと悪化していた。病院の検査ではレントゲンで骨に異常は無いと言われている。
普段はデスクワーカーで慢性的な肩こりも持っている。
右の肩甲挙筋にはスパズムが生じており、急性期の寝違いの様な状態である。首を右に向けるのが困難で右の椎間関節周囲は炎症反応が見られる。早期に炎症を鎮静させ、椎間関節への負担を軽減させる必要がある。
右頸部に対しアイシングを行ってから、リンパ循環を改善させるアプローチを加える。次に、頸部へ軽い牽引を加え右肩甲帯の上方変位を改善させた。最初の3回はこの治療を1日おきに行い、この時点で痛みは80%ほどに回復する。その後は演奏フォームとデスクワーク姿勢改善の指導をしながら治療を継続している。

今回のケースはデスクワークの疲労とフルート演奏による疲労が重なり、頸部筋が限界を超えてしまったと考えられます。デスクワークもフルート演奏も姿勢が適切であれば疲労は蓄積しにくいですが、何も意識していなければどちらもストレートネックが形成されやすいと言えます。本来フルートを演奏する時は顎を引く必要がありますが、首が前傾している方も多く、そこから全身のバランスを乱す場合があります。例えアマチュアの演奏家であっても、過剰な負担を身体にかけていることがありますので十分にご注意ください。
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